thum golfstronaut

thum golfstronaut

意外と歴史がある?日本でゴルフが広まったのはいつ?

スコットランド発祥とも、中国発祥ともいわれるゴルフはイギリスで大流行し、後にアメリカで国民的スポーツとして成長しました。また、最近は松山英樹選手や石川遼選手など、海外トーナメントという大舞台で活躍する日本人選手も増えてきています。今回はそんな「ゴルフ」が日本にいつ頃、どのようにして伝えられたのか、そしてどんな歴史があるのか、簡単にご紹介します。

2017-02-20 00:00:00

日本で初めてできたゴルフ場

thum golfstronaut

日本のゴルフ史では1901年に作られた、神戸ゴルフ倶楽部の六甲山コースが始まりです。六甲山コースは18ホールではなく、4ホールのみで開場し、創始者は英国商人として日本に来日したアーサー・ヘスケス・グルームという人でした。開場当時、神戸には外国人が住んでおり、いわば彼らによる彼らのためのコースを作ろう、そんな目的で作られたそうです。

さらに、国内で2番目に作られたゴルフコースが横屋ゴルフ・アソシエーションです。日本初のプロゴルファー、福井覚治の父がこのコースの建設に関わっており、福井氏はそのゴルフ場のキャディーを経てプロとなりました。福井氏はその後、プロゴルファー引退後も日本のゴルフ会を盛り上げるため尽力し、全米オープン、全英オープン、カナダカップ(現在のワールドカップ)などに出場し大活躍を遂げた「宮本留吉」などを育成しました。

また、日本で初めてできたチャンピオンシップコースは程ヶ谷カントリー倶楽部だといわれています。程ヶ谷カントリー倶楽部は現在の株主制で運営されるゴルフ場の経営スタイルを確立したゴルフ場としても知られ、日本のゴルフ市場拡大にも大きく貢献しました。

戦争による影響を受けた1940年前後、経済成長と共に発展した日本のゴルフ

thum

数十年の年月をかけて栄えたゴルフ場も戦争の影響を受けました。太平洋戦争の開戦とともに、国内にある多くのゴルフ場が陸軍用地として強制徴用を受けて閉鎖、クラブの解散という選択を迫られる事になります。また、軍用地として接収されたコースの多くが、戦後復活することなく、消滅しました。

戦争が終結し、1970年代に入ると、世は高度成長期へと突入します。この高度経済成長の波はゴルフ場にも大きな影響を与えました。戦前のゴルフ場建設は職人気質が強く、国内の名設計家による手作りで味のあるコースが多数派でした。

しかし、戦後のゴルフ場開発は大手ゼネコンによる大型機材を使った数百億円の大プロジェクトへと変化します。また、ブランド志向が高まったこともあり、海外の一流の設計家によるゴルフ場も急速に数が増えていきます。
 
そんな折、日本のトーナメント界に突如として現れたのが、“ジャンボ尾崎”というニューヒーローです。青木功、中島常幸と共に国内のプロゴルフ界を盛り上げた「AON」の活躍もあり、高度経済成長期の日本は戦前以上のブームに沸くこととなりました。

1975年(昭和50年)には、ゴルフ場数も1000を突破します。また、1971年(昭和46年)までに各地区のゴルフ連盟も組織され、現在まで続く日本のゴルフ場を支える各組織はこの頃に設立されたものです。

バブル崩壊の影響を受けたゴルフ場から現在

thum arieardyanto

戦後の長期間に渡ってブームが続いたゴルフ界ですが、バブル崩壊後はそれまでの好循環がまるで嘘だったかのように、国内のゴルフ場の多くが厳しい状況に追い込まれていきます。娯楽産業であるゴルフ場は特に経営が厳しく、耐えきれずに倒産に追いやられるゴルフ場が続出しました。

日本のゴルフ100年を迎えた現在、国内のゴルフ場は生き残りをかけて、新たなスタイルへの変化を模索し始めています。近年、特に面白い仕組みとして注目を集めているのが「株主会員制」という運営スタイルです。「株主会員制」は、ゴルフ場運営会社のプレー権が含まれた株式を所有するというスタイルで、会員は運営会社の経営にも参加することができます。

また、最近は大半のコースがセルフバッグを認めるようになり、レストランでの食事もバイキング形式を採用してサービスを簡素化するなど、純粋にゴルフを楽しむことだけに集中できる施設が増えてきています。バブル時にゴルフ場が身に付けてしまった“サービスの偏重”を脱皮し、ゴルフというスポーツに接する機会をどのようにすれば、より多くの若者、シニア世代、女性など新たなボリューム層に提供できるのか、そんな課題を克服しているコースがより多くのお客を集客することに成功しています。

まとめ

thum arieardyanto

ゴルフというスポーツほど、その時代、時代の経済や世相に強く影響されるスポーツはありません。それにより、その時代に似合った多種多様なゴルフ場がこの100年の間に、日本に姿を現し、そして消えていきました。

迎える次の100年。これまでの歴史がそのベースとなり、ゴルフがこれまで以上に多くの人々の間で、国民スポーツ、生涯スポーツとして愛されることを期待したいですね。

thum
記事一覧へ

この記事を書いた人

ナッツ

来年の4月から社会人になるナッツです。社会人になるにあたってゴルフも必要なのかなと思い、ゴルフを始めました。ここでは、練習して気になったところなどをまとめていきたいと思います!

来年の4月から社会人になるナッツです。社会人になるにあたってゴルフも必要なのかなと思い、ゴルフを始めました。ここでは、練習して気になったところなどをまとめていきたいと思います!

All contents © copyright 2015 Golf Plus All rights reserved.

ページトップへ戻る