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今のマナーはいつから?ゴルフの服装のマナーの歴史

世界的に人気なスポーツであるゴルフのマナーは、どのようにして出来上がったのでしょうか。「服装」に着目し、ゴルフのマナーの歴史について振り返ります。

2015-12-15 12:07:04

もともと、ゴルフは貴族のための社交場だった

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ゴルフはもともと、上流階級の人々(要するに貴族ですね)が、社交場に隣接したホールでプレーをしていたことが原型であると言われています。つまり、ゴルフ場は正式なパーティと同じ「フォーマルな場所」とされていました。

また、初期ゴルフの発展に貢献したスチュワート王家は、マナーに非常に厳しかったことで知られます。スチュワート王家には、次のような家訓がありました。

「相手に敬意を払い、周囲に不快感を与えない服装こそ“作法”の第一と知るべし。服装は自分のために非ず、相手に対する衷心(※意:心の底)からの礼儀なり」(スチュワート家の歴史、第2巻より)

スチュワート家により、マナーが確立されていきます。

初期ゴルフの発展に貢献した、スチュワート王家の「作法」

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つまり身だしなみの本質は、それを見た相手が「どのように感じるか」が問題であるということです。この「スチュワート家」の作法書に則り、「服装は己のために非ず、相手に対する礼儀なり」と定められた貴族のゴルフでは、機能性より儀典性がなにより重要であるとされるようになりました。

ネクタイにスーツ姿でゴルフをするというのは、機能的にはつらいものがあります。しかしなにしろ相手に対する礼儀が最優先、たとえ窮屈でも我慢するしかありませんでした。

ゴルフウェアに革命の嵐が吹いたのは、1910年代以降のアメリカ

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1888年、ニューヨーク郊外にアメリカ最古のゴルフ倶楽部「セント・アンドルーズゴルフクラブ」が誕生。これがアメリカンゴルフのスタートです。その後、またたく間に東海岸でゴルフが普及していきました。

そうなると、猛暑が多い地域でのゴルフです。涼しくすごしやすい気候をもつスコットランドの伝統を守り続けるなんて、到底無理な話。「こんな暑苦しい服、着ていられるか!」と、まずスーツが脱ぎ捨てられ、ネクタイが解かれ、ワイシャツの袖と、ズボンの裾が半分に切られました。

全米ゴルフ協会では、これ以上脱がれることを恐れて、1927年に「服装規程」を発表しました。
「Men must wear shirts with collars.」(男性は襟付きのシャツを着用しなければならない。)

現代のゴルフの服装

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この「襟付き」が、現代では「タートルネック」、「ハイネック何センチ以上」というように拡大解釈されるようになってきています。とはいえ、現代においても「Tシャツ」など襟のないものは、原則としてはゴルフラウンドの場で着るべきではありません。

服装ひとつとっても、ゴルフというスポーツの成り立ちや歴史について理解することができますね。ゴルフでは、ルールを守ること、神聖な場所に立ち入ること、さらには、カジュアルとフォーマルを区別し、きちんとした服装で行動できることが求められます。

 現代ではビジネスマンが好んでゴルフを行いますが、ビジネスの場で不可欠な、大人の対応を学べる環境であることが、その理由かもしれません。

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ナッツ

来年の4月から社会人になるナッツです。社会人になるにあたってゴルフも必要なのかなと思い、ゴルフを始めました。ここでは、練習して気になったところなどをまとめていきたいと思います!

来年の4月から社会人になるナッツです。社会人になるにあたってゴルフも必要なのかなと思い、ゴルフを始めました。ここでは、練習して気になったところなどをまとめていきたいと思います!

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