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ツアープロへの大切なステップ、ゴルフのQスクールってなに?

Qスクールとは"Qualifying School"の略で、ツアー・プロになるための認定試験です。この試験に合格するとはじめてツアー・プロとして プレーする権利、つまりシード権を得ることができます。毎年シーズン・エンドに行われている、翌シーズンの世界のトップ・プロ・ゴルフ・ツアーのシード権を賭けての戦いがQスクールになります。

2016-12-22 11:37:56

Qスクールとは?

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Qスクールとは"Qualifying School"の略で、ツアー・プロになるための認定試験です。

この試験に合格するとはじめてツアー・プロとして プレーする権利、つまりシード権を得ることができます。

毎年シーズン・エンドに行われている、翌シーズンの世界のトップ・プロ・ゴルフ・ツアーのシード権を賭けての戦いがQスクールになります。

ツアー・カード(シード権)を得るために

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世界ランク上位の選手の多くは アメリカのPGAツアーを主戦場にプレーをする選手です。当然、賞金額もレベルの高さも プロ・ゴルフ・ツアーの頂点に位置するツアーです。

PGAツアーに次ぐのが、ヨーロッパツアーで、この二つが世界二大ゴルフ・ツアーと呼ばれています。

日本のツアーはJapan Golf Tourとして、PGA Tour of Australasiaおよび南アフリカのSunshine Tourとともに、先の2つと合わせて世界5大ツアーの中の一つになります。またミニ・ツアーまでを含めると世界には20以上のプロ・ゴルフ・ツアーがあります

どのツアーでプレーをするにしても、そこで年間を通じて試合に出場するためには、そのツアーのシード権 (tour card) を獲得し、定数が決まっているツアーのメンバー (tour members) になる必要があるのです。そして、そのシード権を獲得するために 毎年 シーズン・エンドに行われているのがQスクールということになります。

また、日本のツアーを含め、レベルの高いツアーにはその下部ツアーとなる二部が存在します。そこで、優れた成績を修めることで 一部リーグのシード権を獲得するという道もあります。

アメリカPGAツアーの制度変更

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近年、米国男子ゴルフ・ツアー(PGA)で プレーをするための制度とQスクールの位置付けが 大きく変更されました。

2012年までQスクールの上位25位タイまでの選手にPGAのシード権が与えられていましたが、2013年のQスクールからはPGAのシード権は与えず、PGAの二部リーグであるウェブ・ドットコム・ツアー (Web.com Tour)でプレーするためのシード権を与えることになりました。

多くのゴルフ関係者が新制度に対しては批判的でしたが、PGAでプレーする権利を得るためのQスクールはなくなり、二部リーグであるウェブ・ドットコム・ツアーを最低1シーズンは戦ってからでなければPGAのシード権を獲得することが、基本的には出来なくなりました。

これによりPGAのシード権は①ウェブ・ドットコム・ツアーのシーズン賞金獲得上位25人に入るか、②シーズン・エンドに行われるWeb.com Tour Finalsと呼ばれる4試合からなる所謂入れ替え戦でその上位 50人、正確には①の25人を除く上位 25人に入るかでしか獲得できないものになりました。

ただし、非常にレアなケースですが、シード権を持たずに出場したPGA本戦で優勝したり、年間賞金獲得額で上位125人に入るという方法でも獲得できます。2013年には松山英樹選手が、年間賞金獲得額上位125人という形で2013-14年のシード権を獲得しました。

入れ替え戦(Web.com Tour Finals)に参戦出来るのは、ウェブ・ドットコム・ツアーの賞金獲得額上位75人とPGAでフェデックス・カップ・ポイント126~200位の75人の選手、計150人です。その中から上位50人にPGAのシード権が与えられます。

2013年には年間賞金獲得額が141位だった石川遼選手が 150位以内で条件付シード権利を確保していたが、入れ替え戦第3戦が終わった時点で全体の9位というポジションを確保し、2013-2014年の完全シード権を獲得しました。

Qスクールの最終テスト

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Qスクールの最終テストまで進むのは、たやすいことではありません。

一般の挑戦者の場合、それぞれ4ラウンドのテストからなる3回のテストに合格する必要があります。ただし、それぞれのテストで不合格になっても、あるレベル以上の成績を残せば、翌年の一部のテストが免除されます。

毎年、二次テストに進むプレーヤーの数は 500人弱。4ラウンドのストローク・プレーの上位160人前後が 最終テストでプレーしていましたが、2013年からは144人前後になりました。

ただし、ファイナルでプレーした選手には最低でもウェブ・ドットコム・ツアーの条件付シード権が与えられます。Qスクールで上位になればなるほど 資格が高くなり、翌シーズンにより多く上位の試合に出場できます。

アメリカのQスクールはPGAツアープロでシード権がなくなる選手や外国のツアープロなどが 多数参加するため、極めて難しいテストになっています。

それでも、PGAツアーに参加することができれば、たとえランキングが125位だとしても、その年間賞金獲得額は1億円近くになるので一攫千金のチャンスと呼べるわけです。

また、アメリカにはウェブ・ドットコム・ツアーの下にミニ・ツアーもあります。ということでトーナメント・プロの層はとても厚く、ほぼ無名だった選手がPGAのツアーで優勝するシーンを見ることも珍しくないのです。

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