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日本人コース設計家の元祖!井上誠一ってどんな人?手がけたコースは?

日本人のゴルフコース設計者の第一人者に井上誠一さんがいます。井上さんは戦略的で美しいゴルフコースの設計を信念にしていました。まだ情報が少なかった時代から海外からコース設計に関する書籍を集め、独学で勉強し世界に通用するゴルフコース設計をしてきました。

2016-11-22 03:24:50

井上誠一の経歴

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日本のゴルフコース設計の代表的な人物が井上誠一さんです。

井上さんは1908年に東京で生まれました。その当時はゴルフは日本には馴染みが薄いスポーツでしたが欧米では人気のあるスポーツでした。もともとはゴルフコースの設計者になる予定ではなかったのですが、川奈ホテルGCで療養中に英国人のアリソン氏に出会ったことをきっかけにゴルフコースの設計者としてのキャリアがスタートします。

ゴルフは今でも敷居が高いスポーツではありますが、その当時のゴルフは、お金持ちの人が海外で流行っているゴルフを日本でもやってみたいという方が中心ではありました。

井上さんも両親が井上眼科という都内でも有名な病院の御曹司として生まれており、大病になった療養のためにゴルフを始めたのがきっかけになっています。ちなみに井上眼科は天皇御用達の眼科だったので、井上さんの御曹司としての凄さがわかります。

ゴルフコース設計者になるまで

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都内で有名な井上眼科の御曹司だった井上さんは医師を目指す志しはなかったようです。

しかし学問に対しての熱意は凄く、様々なことを勉強したインテリな方だったという記録が残っています。療養の為に始めたゴルフでしたが熱意が強くなり、ゴルフコース設計に対しても独学での勉強をスタートさせます。その当時はゴルフコース設計に関する書籍は日本にはなく海外の書籍を取り寄せて勉強しました。

アリソンさんとの運命的な出会いもありますが、その当時はイギリスでゴルフコース設計に関しての書籍が出版された時期でした。イギリスで出版されたゴルフコース設計に関する書籍を井上さんは取り寄せてコース設計に関する知識を蓄積していきました。

コース設計の井上さんの思想

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井上さんのコース設計に対する思想に大きな影響を与えた言葉があります。

「コースは美しく、戦略的でなければならない」は世界的に有名なコース設計者のアリスター・マッケンジーの言葉です。この言葉に井上さんは大きな影響を受けています。

もともとお医者さんの生まれなので、完璧主義者のような方だったので緻密に計算されたパーフェクトなゴルフコース設計を信念にしていました。

井上さんと対比で紹介される大阪出身の上田治さんとは対極的なエピソードがあります。上田さんはゴルフコース設計を依頼された時、コースを作るのが難解な土地でもベストなコースを作ることをモットーにしていました。

井上さんは設計を依頼された時に、ゴルフコースに適さない場所は設計をお断りするケースもありました。井上さんはコース設計をする際に、なるべく自然の状態で設計を考えていくタイプでした。

井上誠一さんが設計したコース

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井上さんが設計したゴルフコースは全国に多数あり現在でもプレーする事ができます。

もっとも有名なのが埼玉県にある霞ヶ関カンツリー倶楽部の西コースです。チャンスがあれば一度はプレーしてみたいゴルフコースです。

他には久里浜ゴルフ倶楽部、那須ゴルフ倶楽部などがあります。北だと北海道の札幌ゴルフ倶楽部があり、南だと鹿児島県のいぶすきゴルフクラブなどがあり、井上さんがデザインしたゴルフコースは全国にあります。

生前に井上さんは友人に、ゴルフコースは東西南北の色々な方向に向かっていないといけないと言った事があります。太陽の位置だったり風の向きがコースによって変わることで、様々な戦略を考えないといけなくなります。

井上さんがデザインしたゴルフコースは一般でも予約して楽しめるコースがありますので、コースをプレーして美しいコースを感じてみたいです。

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