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シード獲得を目指すにはこの大会への出場が必須?ゴルフのQTってなに?

華やかなプロゴルファーの世界ですが、賞金ランキング下位の選手に目を移すと、そこには過酷で厳しい世界が広がっています。今回は下位の選手がツアー出場のための権利を獲得するための知られざる世界、クオリファイングトーナメント(QT)をご紹介します。

2016-09-20 07:32:23

ゴルフのQTとは?

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テレビなどで生中継の映像が流れるJGTO主管のツアーは年に20数試合が開催されるレギュラーツアーと年に10数試合開催のチャレンジツアーの2部制です。これら各トーナメントはいずれの試合も出場できる選手枠が事前に決まっており、これまでのツアーでの活躍により、シード権を確保している選手は全ての試合に無条件でエントリーすることが可能です。しかし、そうではない選手はQTで結果を残し、その結果を元に適性配分されたトーナメントにしか出場することができません。

以上のことから、QTとは年に1回、一般社団法人のJGO(日本ゴルフツアー機構)の主催で開催されるクォリファイングトーナメントの略称です。QTはトーナメントごとに出場選手枠が限定されているレギュラー・チャレンジの両トーナメントの出場資格を誰に与えるべきか、そして誰に優先的に枠を配分すべきか、それを決めるために年1回、JGTOが定める国内のゴルフ場にて開催されます。

QTはオープンな大会

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1流のプロゴルファーが活躍するJGTOの主管トーナメント、この試合に出場してみたい、そう思うのであれば、まずはQTへ出場してある程度、良い結果を残す必要があります。
QTは1年間の予定では8月の初旬~12月中旬まで、約半年間の間、ファーストステージ、セカンドステージ、サードステージ、ファイナルステージの順に国内のゴルフ場、全部で4会場を利用して実施されます。

それぞれのステージは予選形式になっており、一定の順位をした回った選手は次のステージに進むことができません。また、セカンドステージ以降は日本プロゴルフ協会のTP資格保持者の出場も相次ぐため、サードステージ、ファイナルステージへ進むためには高い技量とタフなメンタル力が求められます。

その他、参加要件は各ステージによって若干の違いがあります。なお、ファーストQTに関しては高校又は大学のゴルフ部在籍経験者や日本ゴルフ協会ハンディキャップ3.0以内の方など、一定の条件をクリアしていれば、プロテスト合格者でなくとも誰でもQTにチャレンジできます。プロと同じ舞台に立ちたい、そんな方はファーストQTへの出場をひとまず目指してみましょう。

このトーナメントが厳しいと言われている理由は熾烈な競争の先にしか、ツアー出場への道がないからです。プレー中の選手の表情は、見るだけでもその過酷さが十分伝わってきます。QTにはもちろん、前年までシード権を保持していた選手も参加します。過去に輝かしい戦歴を残している選手でも無名の新人選手に敗れる、ヒヤリとするところまで詰め寄られる、などといった瞬間は通常のツアーにはない独特の緊張感が漂います。

QTはハイレベルな戦い

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QTのファーストステージには、毎年200人~250人ぐらいのプロ・アマチュアが挑戦します。セカンドステージになるとツアー出場経験のあるプロゴルファーも参加する大会になり、出場選手の数は1000人です。そのうち、約300人~400人程度がサードステージに出場します。最終的にファイナルQTへの挑戦権を獲得できるのは毎年100人ぐらいです。

ファイナルQTで見事上位フィニッシュした選手には来シーズンのトーナメントへの出場権が与えられます。上位30位以内の選手であれば、レギュラーツアー、それ以外の順位の選手は下部ツアーのチャレンジトーナメントへの出場が約束されます。

近年は海外のトッププレーヤーの参加も相次いでおり、QTの厳しさは年々増しているようです。また、216年の試合数は全部で26試合でしたが、そのうち4試合は海外ツアーとの共同主管で開催されたものです。PGAツアーの圧倒的な盛り上がりを見せるなか、日本やヨーロッパのツアーは国内のスポンサーだけでは現在の試合数を維持することができなくなってきています。それ故、成長著しいアジアンツアーとの共同開催で行われる試合数は今後も増えていくことでしょう。

伊藤正道選手や川村昌弘など、若い選手を中心に国外のツアーへ積極的に参加することでプロゴルファーとしての地位を確立しようとする動きも見られます。これからのプロゴルファーには、国内のQTだけでなく海外のQTへの出場も視野に入れ、活躍の場を少しでも広げていくことが求められています。

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