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プロや上級者がよく使っている「ドライビングアイアン」ってなに?

皆さんは「ドライビングアイアン」または「0番アイアン」というクラブがある事をご存じでしょうか?おそらく、多くの方から知らないという答えが返ってきそうですが、知っているという方の中には、2011年の全英オープンで石川遼プロが使用するのを見て、初めてその存在を知ったという方もいらっしゃることでしょう。ドライビングアイアンとは、3番アイアン以上のロフト角を持つアイアンのことです。最近は「アイアン」というよりも「UT」に近い形状でアマチュアの方でも打ちやすいモデルが続々を登場しており、関心度は益々高まりを見せているクラブでもあります。今回は、ドライビングアイアンの特徴や使用方法についてまとめてみました。

2016-08-30 03:54:22

ドライビングアイアンの特徴

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ドライビングアイアンとは、FWやUTとは異なる形状を持つ3番アイアン以上のロングアイアンを指す言葉です。通常は1番アイアンや2番アイアンなどがそのようなアイアンであると多くのゴルファーに認知されており、ロングアイアン同様に、基本的には非常に打ちこなすのが難しいクラブであるとされているクラブです。

ドライビングアイアンの最大の特徴は、3番以上のロフト角を生かした極端に低めの球をスイング変更することなく、いつもと同じようなスイングで打つことができる点にあります。
FWウッドやユーティリティは基本的には高い球を打ち出すためのクラブです。強風が体に吹きつけるコースやフェアウェイ、グリーンの芝が硬く、ボールが良く転がるリンクスタイプのゴルフコースでは、高く上げてスピンでボールを止めるショットはあまり有効ではありません。こういった場合には、ロングアイアンを使って、風の影響を受けにくい低弾道のボールで手前から転がしていく戦略がセオリーです。

2011年の全英オープンで石川遼選手が0番アイアンを使用したのもこうした低い球出しで風の影響をできるだけ避け、飛距離を稼ぐという目的があったものとされています。

ドライビングアイアンの打ち方について

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「ドライビングアイアンってなに」と言われて、打ち方の難しいクラブという回答をする方も多いかもしれません。

何しろロフトの少なさがドライビングアイアンの特徴だからです。ではそのうち方のコツはどういったところでしょうか。一言でいえば、払い打つということです。カット軌道やアウトサイドインのゴルフスイングでは飛距離の出る強いドライビングアイアンはヒットすることが難しいでしょう。

また、通常はアイアンはダウンブローで打つよいう基本がありますが、もちろん、ドライビングアイアンも同様です。さらにいうならボールは左かかと延長線上ではなく、かかと線上からボール2,3個分くらい内側に置く形がよいでしょう。

あとは何といっても難しいことですがスイートスポットが小さいこともあり、これを何とかスイートスポットを食う感覚を身に着けることです。

ドライビングアイアンの打つ際に気を付けるべき事

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「ドライビングアイアン」はその名の通り、ティショットでも使用できるほどのクラブで、かつ3番アイアン以上のロフト角を持つクラブですから、打ちこなすためにはかなり高い技術が要求されることは間違いありません。アイアンは基本的にダウンブローで打つクラブではありますが、近年のドライビングアイアンは、UTに似た形状のモデルも増えてきており、プレーヤーが払い打ち(レベルブロースイング)した場合に最大限の打ち出し効果を発揮するクラブも増えてきています。しかしながら、極端なカット軌道でクラブを振る人など、スイングプレーン上をクラブがきちんと通過する、しっかりしたスイングが身に付いたゴルファーが使用すべきクラブであることは、間違いありません。

また、ボール位置については右利きゴルファーの場合、ロングアイアンはなるべく左側にボールを置くのがベターですが、最もおすすめなのは、かかと線上からボール2、3個分くらい内側のポジションです。最初は、スイートスポットが小さいこともあって、なかなかボールを捉える感覚を身に着けるのが大変なクラブではあリますが、アイアンが得意というゴルファーは比較的、早めに打つコツを身に付けられるクラブです。

ドライビングアイアンの利用シーン

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0番アイアン、1番アイアン、2番アイアンなどのドライビングアイアンを使用すべき、シチュエーションとして最も使用頻度が増すと想定されるのが、向かい風の打ち下しホールや落とし所が限定され、フェアウェイの幅が狭いミドルホールのティーショットなどです。
ドライビングアイアンは1Wに比べ、ボールの方向性は定まりやすいですし、特徴のあるロフト角を生かした超低空ショットは、風の影響を受けることなく安定した飛距離を手に入れることが可能です。

その他、少し距離のあるショートホールや林の中からなど、足場の悪いベアグラウンドからのリカバリーショットを打つ場合でも使用できるクラブです。

ドライビングアイアンの購入について

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ドライビングアイアンはFWやUTに比べ、使用する人も少なく、残念ながらあまり需要のあるクラブではありません。存在自体は以前から知られているものの、ゴルフショップによっては希少品扱いを受ける場合もあるようです。

クラブ自体は、ナイキやミズノ、ホンマ、テーラーメイド、リンクスなどの各メーカーから単品のみではありますが、販売されています。ただし、通常店頭での販売は数が少ないために、プロショップ、もしくは専門店で試し打ちなどを行う際も取り寄せが必要になる場合もあるようです。

逆に中古品であれば、各社ともロフト、シャフトともそれなりにラインナップがそろっています。したがって、ドライビングアイアンを購入した経験がない方はまずはお試しにて使用することを検討してみましょう。(逆に試し打ちなしでの購入は大変、危険です)

いずれにしても、市場ではなかなか希少です。使用する場合はシャフトやグリップのカスタムが必要になる場合もあるそうなので、ゴルフショップの店員さんやクラブに詳しい友人、知人のアドバイスを受けた上で購入することをおすすめします。


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