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もともとは同じ意味だった?ゴルフのパーとボギーの違いとは

パーやボギーなどのゴルフ用語の成り立ちを知ると、大昔のプレイヤーが楽しみながら、ルールをコツコツ作り上げていったことが分かります。少し堅苦しいイメージの強いゴルフですが、言葉が生まれた背景を紐解いていくと、親しみが湧いてくる方も多いのではないでしょうか?

2016-06-22 18:27:42

パーという呼び方はアメリカで定着しました

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プレイヤーなら誰でも知っていることですが、現在のゴルフのルールでは、規定打数でホールを終ればパー、規定打数+1打でホールを終われば、ボギーとなります。

パーという呼び方の発祥はイギリスです。もともとは、株取引用語で、株価が平準に推移していることを「パー」と呼んでいました。このことから、ミスのないプレーのスコアは「パー」と呼ばれるようになりました。1870年の英国の新聞記事にはパーという言葉が数多く、掲載されています。しかし、その後イギリスではこの「パー」という表現は廃れていきます。

パーがあらためて日の目を浴びるのはアメリカです。1911年全米ゴルフ協会がホール毎のハンディキャップを設定する際にショート・ミドル・ロングの基準が設定され、規定打数をパーとするという規定がルールブックに載せられ、これがアメリカで定着します。

イギリスで生まれたボギーの語源は「幽霊・お化け」

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ボギーという言葉も、19世紀後半のイギリスでよく使われていた言葉です。当時、ゴルフは2名でのマッチプレーが一般的でした。そこで、ホール毎の標準打数を設定するというアイディアが生まれました。この時、標準打数が見えない競技者(ボギーマン:幽霊の人・お化けの人)と競っているようなイメージだったことから、標準打数はボギーと呼ばれるようになります。ちょうど当時、流行っていた歌にも同じ言葉が使われており、歌とあわせてこの呼び方は広まって行きます。なお、標準打数を定めたことで、ゴルフはマッチプレーからストロークプレーの競技が中心のスポーツへと変化するきっかけとなりました。

さて、ここまで読んで、お気づきの方もいると思いますが、実はボギーは当初パーと同じ意味で、標準打数でホールを終了することを指す言葉でした。

最終的にアメリカのルールが通った理由は?

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アメリカでは規定打数で終了することをパーと言い、イギリスではボギーと呼ぶ時代は1925年頃まで続きます。その間に、アメリカではプレイヤーの上達と道具の発達により、イギリスのゴルフコースで規定打数であったボギーを下回る上級者が増えていきました。そういった流れを受けて、アメリカではパー+1打をボギーと呼ぶようになります。

しかし、イギリス人にとっては面白くない出来事だったようで、ロバートKブラウンというゴルフ記者はこのルールを批判しました。しかし、アメリカがゴルフ協会による全国統一ルールとしたのに対し、当時のイギリスはコースごとのローカルルールを定める方式が一般的だったことが災いし、最終的にはイギリスでも同じルールを採用することとなりました。

バーディーやイーグルの語源は?

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ゴルフというスポーツの場合、ボギーの語源の成り立ちからも分かるように、現在、専門用語として使われている言葉の多くは、ルールがまだ固まっていない時代に使われた比喩やスラングが元になっているケースが数多くあります。たとえばバーディーは、アメリカで生まれました。パー5のコースを2オンした際に、打球が鳥のようにグリーンに舞い降りたことから「ライクアバード」と言ったことからバーディーとなったと言われています。バードには優れたという意味もあるため、妥当だと思いますが、なぜバードではなく幼児言葉のバーディーに落ち着いたかは今でも謎となっています。その後は、より飛距離の長い鳥が充てられるようになり、-2打をイーグル(イヌワシ)、-3打はアルバトロス(アホウドリ)が呼ばれるようになります。なお、アメリカ人はアルバトロスをダブルイーグルと呼ぶのが、一般的な使い方なんだそうです。

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この記事を書いた人

レッド

最近ゴルフを初めた社会人です。ゴルフをやっていく中で役に立つ知識や、練習していて思ったことをまとめていきたいと思います!

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