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ゴルフ場開発は自然破壊?ゴルフと自然環境の関係についてのまとめ

ゴルフ場開発が森林を破壊している?そんな風潮が一時期、世間を騒がせていた時代がありました。でも、それって本当の事なのでしょうか?今回はゴルフ場開発と自然環境の関係についてまとめてみました。

2016-03-27 12:24:46

ゴルフが日本一盛んな県は栃木県?

thum ant_squiggy

ゴルフ場の数が、人口10万人当たりで、最も多いのは栃木県です。ゴルフ練習場のトップも同様に栃木県ですので、栃木県はゴルフ場、練習場ともに日本で最も多い県になります。また、日本のゴルフ場数は世界2位です。それだけ多くのゴルフ場があると、やっぱり気になるのが自然環境との調和の問題です。

ゴルフ場開発が自然破壊を助長しているという誤解

thum Latenford

ゴルフと環境破壊というキーワードで思い浮かぶのはゴルフ場開発による大規模な山林の造成です。山野を切り開いて、樹木を伐採する、芝生を敷きつめるという事業内容からは、森林を根こそぎ切り倒してしまうというイメージが浮かんでしまう方も多いでしょう。

日本国民の大切な公共資源である大切な森林が破壊されていると考えられてしまうことは、ゴルフ愛好家の皆さんにとってはとても残酷な話ですが、以外にもゴルフ場開発には残置森林比率というものが決められています。この比率は、開発後も一定の森林を残して置かなければならないという基準で、各自治体によって正確に決められています。

この基準によって、ゴルフ場の森林の多くは手付かずのまま、元の状態で残されており、ホールとホールの間に存在する樹木なども含めると、ゴルフ場が造成された後の森林面積は造成前の60~80%が保持されることになります。

ゴルフ場開発には多くの手間と時間がかかる

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都道府県の条例などを加えた、各自治体別のゴルフ場の開発関連の法律は全国平均でも最低、23本近くあり、実際に開発するとなると、認可を受けるための手続きや造成工事には多くの時間と手間がかかります。

中でも環境面を守るための規制は厳しく、調整池設置の義務に関する法律や水流変更等に関する規定など、尾根施工業者にとってはコスト的にも手痛い環境面への配慮義務が要求されます。中でも水質汚濁などに関する周辺環境への配慮は重要で、ファエアウェイ脇などで、たまに目にする調整池は、環境保全施設として重要な役割を果たしています。

ゴルフ場営業には周辺環境への配慮が必要!?

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ゴルフ場営業と農薬散布および農薬が与える周辺環境への配慮は密接な関係にあります。日本で使用されている農薬は比較的毒性の低いものが使用されており、触れたり吸ったりした場合にすぐさま、重大な健康被害が出ることはありません。また、農薬自体の使用量も削減するゴルフ場が増えてきています。世間の目を気にしているということもありますが、経費削減という側面からも、農薬は減らしていく必要性が増してきているのです。

実はゴルフ場開発は自然環境の保全に役立っている!?

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筑波大学大学院の栗田英治氏さんは「里山ランドスケープの保全に果たすゴルフ場の役割とその管理手法」という論文で、1947年から、1970年、1995年の3つの時期における土地利用の比率の調査結果を公表しました。その論文内容によると、地域のゴルフ場開発が進む過程で森林の比率は15.7%から31.0%へと上昇しているので、少なくともゴルフ場建設によって森林が減っているという認識は誤りであり、ゴルフ場建設のおかげで、森林はむしろ増えている!と持論を展開しています。

広大な山野が広がるゴルフ場は昔から、森林と草原、時には湿地などが交じり合い、ウサギやタヌキ、キツネ、サル、イノシシ、イタチ、などの小動物が住みよい環境であることが知られていました。

カブトムシやクワガタなどの昆虫類にとっても、ゴルフ場という環境が生物の成長を促進しているという可能性も否定できないでしょう。ゴルフ場を守っていくことがむしろ、環境を保全しているという説はどうやら正しいようです。

自然環境を大切に、豊かなゴルフライフを

thum Piringolf

今回はゴルフと自然環境についての話をメインに、ゴルフ場開発が与える自然環境への影響についてまとめてみました。自然を相手にするスポーツだからこそ、地域住民や環境への配慮が求められているのです。ゴルフ場の貴重な自然環境を皆で共有し、保全していけるような状況を生み出すこと、それがゴルフをやる上での大切なマナーの一つであることは全てのゴルファーが理解しておく必要があるのではないでしょうか。

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